2023年3月に発表され、世界中で話題になっているChatGPTの最新モデルGPT-4は、現在は有料プランChatGPT Plusに加入している方のみ利用できるサービスです。
※画像はOpenAIサイトより引用
有料プラン加入者のみの利用可能なのですが、全世界でユーザーが爆増している影響によって現在では、GPT-4には回数や時間などの利用制限が設定されています。
2023年8月現在のGPT-4の利用制限は、3時間に50メッセージまでです。
以前は、日を追うごとに制限がより厳しくなっていましたが、2023年7月20日にGPT-4を開発しているOpenAIの発表によって緩和されたため、今後はより使いやすくなる可能性もあるようです。
そこで、この記事では利用回数など最新のGPT-4の制限や、今後のGPT-4の利用制限について解説していきます。
この記事では、GPT-4についての基本的な知識にも触れています。
利用回数などのGPT-4の制限についてのみ読みたい方は、お好みの部分からお読みください。
それでは、解説していきます!
もくじ
GPT-4とは
GPT-4は、OpenAIが開発した最近話題のAIチャットサービスChatGPTの最新モデルです。
2023年3月に発表されたばかりではありますが、その驚異的な性能から世界中で注目されています。
ChatGPTやGPT-4について詳しく知りたい方は、こちらの本もおすすめです。
GPT-4は有料プランに加入が必要
いま現在、ChatGPTはアカウント登録をすることで基本的には無料で利用することができますが、最新モデルGPT-4を利用したい場合には、有料プランChatGPT Plusへの加入が必要になります。
ちなみに、無料プランで使用できるChatGPTのモデルはGPT-3.5です。
GPT-4の料金は月額20ドル
GPT-4を利用するために必要な有料プランChatGPT Plusの料金は、月額20ドルです。
2023年4月現在の為替状況を参考に、1ドル135円とした場合で計算すると、月2,700円程度になります。
GPT-4の始め方
この記事のなかでの詳しい解説は省略しますが、GPT-4の始め方は以下のような流れになります。
- OpenAIのアカウント登録をする
- ChatGPTのメイン画面へアクセス
- 有料プランChatGPT Plusへ切替
- 使用モデルとしてGPT-4を選択
上記のような流れで、GPT-4が利用できるようになります。
ChatGPTの始め方やGPT-4の始め方、ChatGPT Plusについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読み下さい!
★ GPT-4の始め方はこちらです。
★ ChatGPT Plusの始め方はこちらです。
★ ChatGPTの始め方はこちらです。
★ 本で学びたい方はこちらです。
GPT-4の利用制限について
いま全世界が注目しているChatGPTですが、その中でも最新モデルGPT-4は特に関心が高いため全世界で利用者が爆増しています。
そのため、安定したサービスを維持するために開発元であるOpenAIによって、GPT-4の利用は、回数や時間に制限が設定されています。
ちなみに、リリース当初は4時間100メッセージまででしたが、次に4時間50メッセージなど徐々に制限内容の変更が進み、厳しくなってきています。
制限の最新状況は、メイン画面の入力欄に記載があります。
スマホ版はこちらです。
記載されている内容の詳細は、以下の通りです。
「GPT-4 currently has a cap of 50 messages every 3 hours.」
↓ ※翻訳すると
「GPT-4 には現在、3 時間ごとに 50 件のメッセージの上限があります。」
余談ですが、制限が掛かった状態でも従来のモデルGPT-3.5であれば利用は可能です。
現在のGPT-4の利用制限は?
2023年8月現在、GPT-4の制限の最新状況は、3時間に50メッセージまでです。
ちなみに、50メッセージに到達すると以下のようなメッセージが表示されます。
スマホ版はこちらです。
翻訳すると、
「You’ve reached the current usage cap for GPT-4. You can continue with the default model now, or try again after 8:37 PM.」
↓ ※翻訳すると
「GPT-4 の現在の使用上限に達しました。デフォルトのモデルで続行するか、午後 8 時 37 分以降に再試行してください。」
とのことで、8時37分までは利用不可と言われてしまいます。泣
GPT-4に制限がある理由は?
GPT-4に制限が設定されている理由はいくつかありますが、まず考えられるのが世界的にユーザーが爆増していることです。
利用者の殺到による、サーバーへの負荷や運営コスト、サービスの品質を維持を考えたとき、GPT-4の利用に制限を掛ける必要があるのでしょう。
今後のGPT-4の利用制限は?
回数や時間などGPT-4の利用制限について、以前に開発元のOpenAIは「需要に応じて上限を調整するため、来週は上限が低くなることが予想されます。」と発表していました。
しかし、2023年7月20日には上限回数の緩和が発表されています。
発表に関するニュースはこちらからご確認ください。
そのため、おそらく今後はGPT-4の利用制限が継続、もしくは、制限が緩和方向に変更される可能性があります。
まとめ|GPT-4の利用制限
ここまで、最近話題のChatGPTの最新モデルGPT-4の利用制限について解説してきました。
回数や時間など、利用するにあたってGPT-4に制限が設定されているのは不便に感じる部分もありますが、限られた回数や時間のなかで自分に取って有効に利用できるよう工夫していきましょう。
私も工夫して活用していきたいと思います〜
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